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目次
概要
「TypeScriptコードを実行」コマンドは、テストケース内で任意のJavaScriptまたはTypeScriptコードを実行し、結果を変数に保存するコマンドです。
下記のようなケースに利用することができます。
- ランダムな値の生成
- 計算や文字列操作
- 日付や時刻の計算、整形
使い方
MagicPod Autopilotを使用すると「TypeScriptコードを実行」コマンドを簡単に設定することができます。
詳細はこちらを参照してください。
ここでは、手動でステップを作成する方法を説明します。
1. 「TypeScriptコードを実行」コマンドを追加します
2. 「編集」ボタンをクリックし、TypeScript コード編集画面を開きます
3. JavaScriptまたはTypeScriptコードの記述と、関数の入力・出力値の設定を行います
コードエディタには、空の magicpodCustomStep 関数が作成されています。この関数内に、必要な処理を記述してください。
⚠️関数名magicpodCustomStepは変更せずに使用してください。なお、別の関数を定義し、magicpodCustomStep 関数の中で呼び出すことは可能です。
function magicpodCustomStep(args: Args): Output { return []; }
編集画面の「入力」エリアでは、magicpodCustomStep関数の入力値 (args 変数) を設定できます。
上記のように設定した場合、コード内でargs.nameやargs.emailとして使用することができます。
⚠️入力値は文字列として扱われます。数値に変換したい場合、Number 関数を使用してください。
例:Number(args.number)
「出力」エリアでは、magicpodCustomStep 関数の出力値を保存する変数を設定します。
設定例
ここでは、具体的な設定例をご紹介します。なお、説明のためシンプルな例を使用していますが、このような簡単な計算には「四則演算」コマンドが便利です。
1. a+bの合計を出力する
最も簡単な例として、入力値 a, b の合計を出力するステップを作成します。
入力値 (args 変数) を編集画面から設定します。
args.a, args.b の値を設定
上記で設定した入力値を使い、コードを記述します。
function magicpodCustomStep(args: Args): Output { const sum = Number(args.a) + Number(args.b); return []; }
args.a, args.b の和を計算するコード
⚠️入力値 (a, b) は文字列です。数値に変換する際は Number 関数をご利用ください。
同様に、編集画面から関数の出力値を設定します。
出力を「合計」変数に保存する
合計を返却するコードに更新します。
function magicpodCustomStep(args: Args): Output { const sum = Number(args.a) + Number(args.b); return [sum]; }
return [sum]に更新
- 出力値は配列です。
- 配列の要素は数値 (number), 文字列 (string) または 真偽値 (boolean) 型の変数です。
2. x÷100の商と余りを出力する
2 つ目の例として、 ${変数} を入力に取り、複数の値を返却するステップを作成します。
x: 1234 を入力として、商: 12, 余り: 34 を取得
編集画面から入力・出力を設定
コードは以下の通りとなります。
function magicpodCustomStep(args: Args): Output { const x = Number(args.x); const q = Math.floor(x / 100); const r = x % 100; return [q, r]; }
複数の値を返却
利用可能なライブラリ・モジュール
コードからは、 date-fns (v4.1.0) の一部のモジュールを利用できます。
'date-fns''date-fns/locale'
使用例:
function magicpodCustomStep(args: Args): Output { // "今日は 木曜日 です" return [format(new Date(), '今日は eeee です', {locale: ja})]; }
生成AIを利用する
生成AIを利用し、「TypeScriptコードを実行」ステップを作成する方法を紹介します。
MagicPod Autopilot
MagicPod Autopilot を用いると、「TypeScriptコードを実行」ステップを生成することができます。
入力、出力の設定も行なってくれるため、簡単に利用できるおすすめの方法です。
プロンプト例:
TypeScriptコードを実行コマンドを用いて、ランダムなファイル名を生成するステップを挿入してください
その他の生成 AI
その他の AI を使用する場合は、以下のようなプロンプトにより「TypeScriptコードを実行」コマンドで使用できるTypeScriptコードを生成することができます。
この場合、「TypeScriptコードを実行」ステップの挿入や入力、出力の設定は手動で行う必要があります。
以下の magicpodCustomStep 関数を拡張します。
- Args 型は string 型のプロパティを持つことができます。
- Output 型は string | number | boolean 型のタプルです。
- Args 型、 Output 型は自動的に定義されます。
```ts
function magicpodCustomStep(args: Args): Output {
return [];
}
```
ランダムなファイル名を生成する関数を作ってください。
Q&A
Q.コードの確認のため、TypeScriptコードのみを実行することはできますか
テストステップの部分実行機能をご利用ください。
なおコード内に console.log() を記述すると、任意の値や処理結果を実行ログに出力することができます。コードの動作確認やデバッグにご活用ください。
Q.作成したTypeScript コードを複数箇所で使用することはできますか
「TypeScriptコードを実行」ステップをコピーまたは、共有ステップをご利用ください。
Q.「TypeScriptコードを実行」コマンドを共有ステップの中で使用することはできますか
現時点では、共有ステップのコネクタを「TypeScriptコードを実行」の入力値と接続できません。
お手数をおかけしますが、「固定値を保存」コマンドを経由してご利用ください。
制限事項
UI 要素へのアクセス
現時点では、「TypeScriptコードを実行」コマンドから UI 要素にアクセスできません。 UI 操作 (DOM 操作) を含まない計算にご利用ください。
UI要素へのアクセスを希望する方はこちらに投票をお願いします: