このページでは、MagicPodでテストを一括実行する方法を説明します。
コマンドラインから一括実行する場合は以下を参照してください。
目次
1.テスト一括実行
MagicPodでは、プロジェクトにある全てのテストを一括で実行できます。
一括実行を行うには、プロジェクトの画面から「テスト一括実行」タブを選択して、テスト一括実行ページに移動します。
テスト対象を設定する場合は「詳細」をクリックします。
するとクラウド環境の場合はクラウド上で、ローカルPC環境の場合はMagicPodDesktopが起動して、テストが始まります。テスト一括実行の一覧に実行中のテストが追加されているのが確認できます。
その後テストが完了すると「成功/失敗」のステータスや実行時間などをブラウザ上で確認できます。
一覧の左側にあるテスト実行結果番号または右側にある「>」をクリックすると、一括テスト実行ごとの結果を確認することができます。
さらに各テストケースをクリックすると、各テストケース実行の詳細なログを確認できます。
テストが失敗していた場合は、エラーの内容やエラー時の画面キャプチャも確認できます。
テストが完了すると、テスト結果がプロジェクトの全メンバーに通知されます。
参考: テスト結果を通知する
2.複数種類のブラウザ・端末に対するテスト一括実行
種類の異なるブラウザや端末のバージョン・機種でテストを実行するには、種類ごとに新しい実行設定を追加するか、実行設定内で種類ごとの新しいパターンを追加する方法があります。まずは前者の1の方法を試してみるのがおすすめです。
2-1.種類ごとに新しい実行設定を追加する
はじめに ︙ > 新しい設定を追加 をクリックします。
すると以下ようなダイアログが表示されるので、好きな名前を入力し、「通常設定」を選択して「OK」をクリックします。
すると新しい実行設定が追加されるので、新しく追加したそれぞれの実行設定に対して、ブラウザを指定します。
そして実行するには、実行したいブラウザが設定された実行設定を選んで実行します。
すると設定したブラウザで一括実行が行われます。
この方法では、選択した1つのブラウザ種類に対してのみテストが一括実行される点に注意が必要です。
2-2.実行設定内で種類ごとの新しいパターンを追加する
1に対して、種類の異なるブラウザや端末のバージョン・機種に対して、まとめてテスト一括実行を行うこともできます。
はじめに ︙ > 新しい設定を追加 をクリックします。
すると以下ようなダイアログが表示されるので、好きな名前を入力し、「複数ブラウザパターン設定」を選択して「OK」をクリックします。
すると新しい実行設定が追加されます。「複数ブラウザパターン設定」を選択したので、あらかじめ2つのパターンが作成されています。
さらにパターンを増やしたい場合は「追加」をクリックしましょう。
そして新しく追加したそれぞれのパターンに対して、ブラウザを指定します。
そして実行する際は、この実行設定を選んで実行します。
すると設定した複数種類のブラウザで一括実行が行われます。
この方法では、選択した複数種類のブラウザに対してまとめてテストが一括実行されます。
- Remote TestKitの場合、利用した端末の返却処理のために、テスト開始時に10分間の待機処理が発生することがあります。
- デフォルトでは1種類の端末のテストが終わるまで次の端末でのテストは実行されません。BrowserStackやRemote TestKitで複数端末で並列にテストを実行できるプランを契約している場合、MagicPod側で図12のように同時並列数を指定することで、複数種類の端末で並列でテスト実行することができます。
3.スケジュール一括実行
設定した時間に自動で一括実行することもできます。詳しくはこちら。
4.特定のテストケースのみ一括実行
プロジェクトにあるすべてのテストケースではなく、特定のテストケースのみ実行することもできます。詳しくはこちら。