作成したテストケースを複数の環境(チーム内の検証環境と本番同様のステージング環境など)で切り替えて実行したい場合は、ベースURLという考え方を使います。ここでベースURLとは、「テスト中で使うURLの基底となるURL」といった意味で使っています。例を見てみましょう。
ベースURLを使わない場合は、テスト対象のWebページに遷移する際にURLをすべて入力します。
ベースURLを使う場合は、テスト実行設定パネルの「詳細設定」タブの「ベースURL」欄にURLの共通部分を入力しておきます。そして、テストケースの中には共通部分以外の文字列を入力します。
このようにしておくと、テスト実行前にポップアップ内のベースURLを書き換えるだけで簡単に環境を切り替えることができます。
テスト中に一部URLは決まったものを使いたい場合は、そのステップのURLだけ頭からすべて入力してください。テストケース内のURLは「http」もしくは「https」から始まっていればベースURLを無視するようになっています。