複数の環境(たとえば、チーム内の検証環境や本番に近いステージング環境)でテストケースを切り替えて実行したい場合は、ベースURLの設定を使用します。
ここでいう「ベースURL」とは、テスト中に使用するURLの基底となる部分を指します。
環境ごとに異なるテストケースを作成せずに済むため、開発・検証作業の効率化につながります。
例:
【検証環境】https://example.develop.com
【ステージング環境】https://example.staging.com
ベースURLは、テスト実行設定ダイアログの「詳細設定」タブの「ベースURL」欄から設定ができます。
設定名 3:developのベースURLに
https://example.develop.com
設定名 4:productionのベースURLに
https://example.com
次に、テストステップにおいては、ルート相対アドレス(例:/index.html
)を入力してください。
ベースURLを基準にしているため、ルート相対アドレスを使えば、設定を変えることで環境ごとのURLに自動的に対応してページ遷移できます。
上記の例の場合:
設定「3:develop」:https://example.develop.com/index.html
に遷移します。
設定「4:production」:https://example.com/index.html
に遷移します。
※テスト中に一部、ベースURLによらないURLを使用する際は絶対アドレスを入力してください(
http://
またはhttps://
から入力)※設定画面のベースURLの入力において変数を使うことは出来ません