この記事では、テスト実行時のブラウザのウィンドウサイズを変更する方法について解説します。ウィンドウサイズの変更は、以下のようなケースで役に立ちます。
- 特定の推奨サイズのあるWebサイトをテストしたいとき
- 定期的な一括実行で結果を安定させたいとき
- 特に、画像差分確認のコマンドを使う場合はほぼ必須となります
ブラウザのウィンドウサイズは、テスト実行設定パネルから変更することができます。すべて空欄の場合は、ブラウザを起動しているマシンでのデフォルトのサイズが使用されます。
「クラウド」環境の場合は初期状態で「最大化する」にチェックが入っています。この場合のウィンドウサイズは1360x1000pxとなっています。
注意事項
「ウィンドウサイズ」の定義は文字通りブラウザのウィンドウ全体のサイズ(下図の赤枠)であり、HTMLが表示されている部分(青枠)ではありません。赤枠と青枠の差分はブラウザのフレーム部分ですが、この部分の大きさはOS(Windows/Mac/Linux)により多少異なります。ですので、同じウィンドウサイズを指定して複数OSでテストを実行するとHTML部分のサイズは違っている可能性があります。