1. MagicPod Autopilot概要
MagicPod Autopilotとは
MagicPod Autopilotは、AI技術を活用したテスト自動化エージェントです。自然言語での入力により、テストケースの作成と編集を可能にします。従来のテスト作成プロセスを簡素化し、技術者・非技術者を問わず、直感的にテストケースを作成できます。
ベータ版について
MagicPod Autopilotは現在ベータ版として提供されています。ユーザーからのフィードバックを基に継続的な改善を行っており、今後さらなる機能拡張を予定しています。ベータ版での提供時は無料でご利用いただけます。
対応プラットフォーム
- モバイルアプリケーション: iOS、Android
- Webブラウザ: 各種ブラウザでのWebアプリケーションテスト
2. 主な機能と特徴
自然言語によるテストステップ生成
MagicPod Autopilotの特徴は、自然言語でテストの内容を記述するだけで、実行可能なテストステップを自動生成できることです。例えば、「ユーザー名とパスワードを入力して、ログインボタンをクリックする」といった日本語の指示から、対応するテストステップが生成されます。
新規テストケース作成時の活用
現在のベータ版では、テストケースの末尾に新しいステップを追加する機能を提供しています。これにより、新規テストケースを作成する際に特に有効です。既存のテストケースに対する修正機能は今後のリリースで提供予定です。
3. 使用方法
前提条件
MagicPod Autopilotを利用するためには、組織管理者のアカウントで「生成AI」の機能を有効化する必要があります。
また、現在はクラウド環境での利用のみをサポートしています。MagicPod Desktopを用いてローカル環境でテストを作成する場合はMagicPod Autopilotは利用できません。
テストステップ生成の手順
- MagicPodのテストケース編集画面を開きます
- 「ステップを追加」ボタンの隣にあるボタンをクリックします
- 実行したいテスト内容を自然言語で入力します
- 例: 「ログインフォームにメールアドレスとパスワードを入力してログインボタンを押すステップを追加」
- 例: 「商品一覧から最初の商品をタップして詳細画面を開くステップを追加」
- 「ステップを生成」ボタンをクリック、またはキーボードショートカット（Command+Return / Ctrl+Enter）
- Autopilotチャットインターフェースが開き、AI処理が開始されます
- 生成完了後、ステップがテストケースに自動的に追加されます
- 生成したステップの検証はユーザーが行う必要があります。ステップを選択して部分実行して下さい。
4. 今後の機能拡張予定
以下の機能が今後のリリースで提供予定です。
- 既存ステップの修正機能: テストケース内の既存ステップをMagicPod Autopilotで編集
- 複数画面対応: 複数の画面遷移を含むテストステップの生成
- 高度なAI機能: より複雑なテストシナリオへの対応
5. よくある問題と解決方法
問題: 「ステップを追加」ボタンの横にMagicPod Autopilotを起動するボタンが表示されない
- 原因: 生成AI機能が有効化されていない
- 解決方法: 組織の管理者に生成AI機能の有効化を依頼してください