このページでは、MagicPodで生成AI関連の各種機能を利用するための方法や対象となる機能についてご説明します。このページの内容は、2025年6月22日リリースのMagicPod 1.41.0より有効になります。
設定方法
生成AI機能を有効にするには、組織の設定画面から「オプション機能」タブを開き、生成AI機能の「有効にする」を選択した後更新します。この画面は、組織の更新権限があるユーザーのみ開くことができます。
現在の対象機能
生成AI機能の対象は随時更新されます。最新の情報を確認するには、このページをごらんください。また、一部の機能のみを有効にすることはできませんのでご注意ください。
いずれの機能でも、ユーザーの入力が生成AIのモデルの学習に使われることはありません。
テストケース要約機能
MagicPodを使ってテストを作成すると、そのテストがどのような内容なのか要約を自動で生成します。
これまでは、ある担当者が作ったテストの内容を別の担当者が理解するためには、テストの内容を読み込んだり、作成者に聞いたりする必要があり、理解に時間がかかる・全体像の把握が困難、といった問題がありました。テストの要約が自動で作成されることにより、テストを作った人以外でも要約を読むだけでテストの内容が簡単に短時間で理解できるようになり、情報の共有が容易になります。さらに、テストの内容が更新された時は要約の方も自動で更新されるため、要約を人間が更新する手間もかからず、要約の内容がテストと比べ古くなり陳腐化するリスクもありません。
テスト変更内容要約機能
テストケースを変更し保存する際、変更内容を要約した「変更メッセージ」案を、ボタンを押すだけで生成できます。生成された変更メッセージ案は、必要に応じてユーザーが修正することも可能です。
これまでは、テストの変更履歴を後から追いやすくするには、分かりやすい変更メッセージを人間が考え作成する必要がありましたが、生成AIを使うことで、この作業にかかる時間を削減することができます。また、変更メッセージが簡単に作成できることで、より多くのユーザーが意味のある変更メッセージを記述するようになり、履歴の追跡がより簡単になります。
MagicPod MCPサーバーを通じたMagicPod Web APIの利用
MagicPod MCPサーバーを使うと、AIエージェントに対して自然言語で指示を出し、MagicPodの操作を自動化できます。MCPサーバーの機能にはMagicPod Web APIの呼び出しとヘルプページの検索がありますが、このうちAPIの呼び出しを利用するには生成AI機能の有効化が必要です。
MagicPodのサポートチームによる生成AIの利用
サポートチームがお客様からのお問い合わせを迅速に解決するため、お問い合わせの内容や添付ファイルを生成AIへ渡す場合があります。
今後追加予定の機能
テストケース生成補助機能
自然言語で作りたいテストケースの内容を依頼すると、テストステップを自動作成してくれる機能を開発中です。ご期待ください。