目次
位置情報の設定方法
端末起動時に設定する
テスト実行設定ダイアログを開き、「詳細設定」タブの「端末の位置情報」にある「地図で指定」をクリックします。
するとポップアップ画面が表示されるので、位置情報の緯度・経度を、数値入力または地図上をクリックして設定します。
テスト実行中に設定する
コマンドリストの「システム」>「位置情報を設定する」からステップを追加します。ステップの「編集」ボタンから、その緯度・経度を編集できます。設定するには、地図上でクリックするか、数値を入力してください。なお、「名前」欄は識別のためのもので、テスト自体には影響しません。
注意事項
ローカル環境でのiOSシミュレータの位置情報の設定方法
ローカル環境でiOSシミュレータに位置情報を設定する場合、以下の手順で外部ライブラリをインストールする必要があります。
set-simulator-locationのインストール
- Macのターミナルを開きます。
-
以下のコマンドをコピーします。
brew install lyft/formulae/set-simulator-location
- コピーしたコマンドをターミナルにペーストし、Returnキーを押して実行します。
iOSシミュレータやiOSクラウド端末で "kCLErrorDomain error" が発生した場合
テスト対象のアプリによっては、コマンド実行時に以下のようなエラーが発生することがあります。そのような場合でも、エラーに関わらずセットされた位置情報は有効です。そのため、エラーメッセージを閉じた後は、その位置情報を用いたテストが続行できます。
ブラウザで警告が表示される場合
テスト対象のアプリによっては、ブラウザ起動時や「位置情報を設定する」コマンド実行時に位置情報が取得できなくなったことを示すがメッセージが表示されることがあります。そのような場合、メッセージを閉じた後に、その位置情報を用いたテストが続行できます。