iOSのテスト対象で扱う要素の文字列に改行が含まれている場合、MagicPodがベースとしているフレームワークAppiumの制限により改行文字と半角スペース文字が混同されてしまう場合があります。原則としてMagicPodでは改行は改行、スペースはスペースとして扱うようにしていますが、いくつか例外的なケースがあります。
要素の特定に「xpath」を用いている場合
改行を含む文字列に対して、スペースを使っても要素の検索や値の確認ができるケースがあります。
要素内の改行 | 改行を含むロケータで検索 | 検索、値の確認ともに改行を含む文字列を使用 | スペースを含むロケータで検索 | 検索、値の確認ともにスペースを含む文字列を使用 | 要素の値を変数に格納 |
あり (Magic\nPod) |
成功 | 成功 | 成功 | 成功 | 「Magic\nPod」として格納 |
なし (Magic Pod) |
失敗 | 失敗 | 成功 | 成功 | 「Magic Pod」として格納 |