このページでは、コマンドラインからMagicPodでテストをクラウド一括実行する方法を説明します。
MagicPodのクラウド端末や外部クラウドサービスを使ったテストの場合、Web API経由で簡単に一括実行することが可能です。
目次
1. curl,Invoke-RestMethod形式
まず、テスト一括実行タブの「詳細」からテスト実行設定パネルを開き、設定します。
図1 テスト一括実行タブの「詳細」ボタン
この設定で実行可能なコマンドをcurl(Mac/Linuxの場合)やInvoke-RestMethod(WindowsのPowerShellの場合)の形式で取得し、ターミナルなどにペーストして実行します。
図2 テスト実行設定パネルの「コマンドラインで実行」
2. magicpod-api-client形式
curlやInvoke-RestMethod形式の場合、一括テスト実行が完了するまで待ってテスト結果をチェックすることができません(テスト結果はMagicPodの画面やテスト結果メールで確認する必要があります)。magicpod-api-clientを使えばこの問題を解消できます。
手順としては、まずmagicpod-api-clientを以下コマンドを使用してMagicPod Web API経由でダウンロード、解凍し、適当な場所に配置します。
curl -L "https://app.magicpod.com/api/v1.0/magicpod-clients/api/{os}/latest/" -H "Authorization: Token {apikey}" --output {filename}.zip
- {os}: Macはmac、Windowsはwindows、Linuxであればlinuxもしくはlinux_arm64
- {apikey}: APIトークン
- {filename}: お好きなファイル名
もしくは手動でこちらのページから利用するOSに応じて、linux64_magicpod-api-client.zip、mac64_magicpod-api-client.zip、win64_magicpod-api-client.exe.zipのいずれかをダウンロード、解凍し、適当な場所に配置します。
そして、同様にテスト一括実行画面でテスト対象を設定した後、この設定で実行可能なコマンドをmagicpod-api-clientの形式で取得し、ターミナルなどにペーストして実行します。
図3 テスト実行中の様子
図4 テスト成功の結果が表示された様子
Web APIの詳細な仕様は、アカウントメニューの「システム連携」>「MagicPod Web API」から確認できます。