「データパターン」の機能を使うと、1つのテストスクリプトを入力データのパターンを変えて何度も繰り返し実行する、いわゆる「データ駆動テスト」を行うことができます。
目次
データパターンの設定
テストケース編集画面のテスト編集メニューから「データパターン設定」を選び(図1)
図1 データパターン設定
表示されたダイアログで変数名とデータのパターンを定義します。例えば図2では、変数UNAMEと変数GENDERに対し、2つのデータパターンを定義しています。パターンを定義したら、「OK」ボタンを押して編集内容を保存します。
図2 データパターンを定義
続いて、実行するスクリプトを作成します。スクリプト中では、${UNAME}や${GENDER}の形式で、データパターンの変数を参照することができます。(図3)
図3 データパターン変数を参照するスクリプト
テストの実行と結果の確認
作成したテストを実行すると、各データパターンに対しテストが繰り返し実行されることが分かります。テスト結果の一覧画面では図4のように全データパターンの成功・失敗件数の内訳を、テスト結果の詳細画面では図5のようにデータパターンごとのテスト結果を確認することができます。
図4 テスト結果一覧画面
図5 テスト結果詳細画面
CSV形式でデータパターンの設定
データパターンが多い場合、CSVファイルの方が簡単に設定できます。
右上「︙」を押し、「CSV形式でアップロード」より設定します。
この場合CSVファイルは以下のようになり、「,」で各データを区切ります。
参考