このページでは、MagicPodで特定のテストケースのみを一括実行する方法を説明します。
目次
1. フォルダ・ラベルで一括実行の対象を絞り込む
1-1. フォルダで絞り込み
一括実行詳細画面を開き、「実行対象」タブ内の「実行対象」から「フォルダ・ラベルで絞り込む」を選択します。「フォルダで指定」にチェックを入れて、「設定」をクリックします。
実行対象のフォルダをチェックボックスで設定し、OKをクリックします。
実行対象のテストケースは「実行対象プレビュー」で確認できます。
以下のように、フォルダ設定に該当するテストケースが順番に一括実行されます。
1-2. ラベルで絞り込み
1.ラベルを作成する
プロジェクトページの 設定 > テストケースラベルより「追加」をクリックします。
好きな名前を入力して「作成」をクリックします。
2.ラベルをテストケースに付与する
付与されたラベルはテストケース一覧ページでも確認できます。
3.一括実行設定を編集する
一括実行設定画面を開き、「実行対象」タブ内の「実行対象」から「フォルダ・ラベルで絞り込む」を選択します。「ラベルで指定」にチェックを入れて、「設定」をクリックします。
ドラッグ&ドロップで設定します。
※複数のラベルを選択した場合、いずれかを含んでいるものが実行されます。
実行対象のテストケースは「実行対象プレビュー」で確認できます。
以下のように、ラベル設定に該当するテストケースが順番に一括実行されます。
1-3. フォルダ・ラベルの組み合わせで絞り込み
また、以下のようにフォルダとラベルを組み合わせて絞り込むことも可能です。
この場合、フォルダ設定とラベル設定の両方の条件に該当する対象テストケースが絞り込まれます。
2. テストケース番号で一括実行の対象を指定する
一括実行設定画面を開き、「実行対象」タブ内の「実行対象」から「テストケース番号を指定」を選択し、実行するテストケース番号を指定します。
すると、テストケース番号の入力順に一括実行されます。
「6[2], 6[3]」のようにデータ駆動テストのデータパターンを指定することもできます。
例えば、「6[2]」はテストケース番号が「6」であるテストケースの2番目のデータパターンを指定します。
3. 対象テストケースの実行順を指定する
※テストケースは実行順に依存しないように作成・管理することが推奨されています。これは各テストの独立性を保つためです。テストが実行順に関係なく成功することが理想的ですが、必要に応じてテストケースの実行順序を指定することも可能です。
もし、対象テストケースの実行順を指定したい場合は、テストケース一覧画面における順番を替えることで指定できます。
まず、テストケース一覧画面を開き、「︙」>「移動・並び替え」をクリックします。
ドラッグ&ドロップでテストケースの順番を変更できます。
同様にフォルダの順番も変更できます。
「OK」をクリックします。
すると、指定したフォルダとラベル設定に該当するテストケースが、テストケース一覧画面の並び順で実行されます。