MagicPodオンボーディングタスクリスト は、MagicPodを使用したE2Eテスト自動化プロジェクトをスムーズに立ち上げ、3ヶ月間で「自律して運用できる状態」へと導くために設計されています。
MagicPodが提唱するベストプラクティス「スモールスタートで徐々に拡大」に基づき、まずは少ないテストケースで高い品質を維持する習慣を身につけましょう。
また、MagicPodブログでも、導入初期に参考になる記事などがいくつかございますので、合わせてご覧ください。
はじめに
自動テストの成功は、テストケースの数ではなく「信頼性」で決まります。最初から多くのテストを作ろうとすると、アプリケーションの変更に伴うメンテナンス工数が膨らみ、せっかく作ったテストが放置されてしまうことがよくあります。特に最初は失敗テストを放置せず、安定したテスト運用が出来るところから始めます。
まずは3ヶ月間で、「毎日安定して成功し、開発チームへ確かなフィードバックを返せる8件」を確実に作り上げることを目指しましょう。
また、困ったことがありましたら、すぐにMagicPodサポートまでご連絡ください。
シートの基本操作
- ファイルのダウンロード: 「MagicPod-OnboardingTaskList」よりダウンロードできます
- Aboutシートの確認: 各シートの役割を記載しています
各シートの具体的な進め方
[💡 Overview]シート
キックオフ時にまず記入するシートです。
- 目標の言語化: 「どの範囲を自動化するか」についてチームで合意します
- 担当者の割り当て: リーダーだけでなく「メンテナンス担当(週番制がおすすめ)」を決め、運用の属人化を防ぎます
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MagicPod機能(抜粋): シート下部に記載された機能(共有ステップ、データパターンなど)は、運用の効率化に欠かせない要素です。一つずつ習熟度を上げていきましょう。これらを「いつ、どのタイミングで」使うかは、以下の
🚀 TaskListの流れに沿って進めるとスムーズです
[🚀 TaskList]シート
3ヶ月間の行動ログとして活用します。月ごとにフォーカスすべきポイントが異なります。
- 運用のサイクル: 週に一度、このリストを確認して進捗を更新します
- エンタープライズプランのお客様: 本シートを活用した月1回の定期MTGの開催が可能です。特にE2E自動テストの運用が初めてである場合はご相談ください
1ヶ月目にやること
1ヶ月目は「動かす」ことよりも「準備」と「習慣化」に集中する期間です。
- 環境とルールの整備: プロジェクトリーダーの決定、アカウント作成、通知設定など、チームでMagicPodを使う基盤を整えます
- 最初の3件を確実に: 欲張らず、「壊れにくく、かつ毎日実行する価値がある最重要ケース」を3件だけ作成します。例えばメジャーなユーザーストーリーであるログイン、ログアウトなどがオススメです。完成したら日次実行の設定をしましょう
複雑な条件分岐が必要なテストや、UIが頻繁に変わる画面のテストは、この時点ではあえて「後回し」にします。「今は自動化しない」と決めることが、1ヶ月目の成功の鍵です。
2ヶ月目にやること
2ヶ月目はテストを増やす前に、既存のテストを「信頼できる状態」にする期間です。
- ヘルススコアのチェック: スコアを確認する曜日を決め、不安定なテストがあれば新機能の開発よりも「修正」を優先します
- 共通化でメンテナンス性を上げる: 複数のテストで使うログイン操作などを「共有ステップ」にまとめます。これにより、将来の画面変更時の修正コストを最小限に抑えられます
- CI連携を試す: 開発フロー(GitHub連携など)に組み込み、自動でテストが走る仕組みを試します。また、開発チームとの自動テストに関するコミュニケーションを進めておくとよいでしょう
3ヶ月目にやること
3ヶ月目は「自動テストがあるのが当たり前」という状態を作り、成果を可視化する期間です。
- 合計8件の完成: 1〜2ヶ月目に作ったテストが安定していれば、さらにケースを追加し、目標の8件を目指します
- 一括実行の活用: 複数のテストをまとめて実行し、リリース判断の材料に使えるようにします
- 既存のテストのメンテナンス:不安定なテストやアプリの更新等でメンテナンスが必要になった場合は、すぐに対応できるようにしましょう
テスト自動化推進役の方へのアドバイス
オンボーディング期間中に「あれもこれも」と自動化対象を広げるのは危険です。繰り返しにはなりますが、自動テストが安定して定期実行ができていることを最初は目指してください。
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「自動化しないリスト」の活用: 非表示シートとして用意しています。例えば、「画面の更新が頻繁」「生体認証がある」「複数の環境に跨ぐ」など、オンボーディング中は自動化に工数が掛かりそうなテストは後回しにしましょう
- MagicPodの自動テスト運用に慣れてきたらそのリストを見直し、「工数をかけて自動化する」「開発チームの協力を仰いで自動化する」「自動化せず、手動テストを続ける」など分類をするといいでしょう
- 成功体験を優先: まずは「毎日グリーン(成功)の通知が来る」という成功体験をチームで共有するようにしましょう
さいごに
MagicPodには、自動テスト運用の健全性を測定する「ヘルススコア機能」があります。オンボーディングの3ヶ月でヘルススコアがグリーン(80点以上)を保てる体制を構築しましょう。
- 導入初期のルール: スコアが減少していた場合、新しいテストケースの作成を一旦ストップしてください。まずは、既存のテストを修正するようにしましょう
- 改善アクション: スコアが低下している原因(不安定なロケータ、待機処理の不足など)を解消し、既存のテストを「信頼できる状態」に戻すことを最優先します
お困りのときは
操作方法や機能の詳細については、MagicPodヘルプセンターをご活用ください。また、テスト結果画面からテスト結果についてお問い合わせいただけます。