テスト対象システムへのログインに生体認証やNFCを用いたカード認証が必要であり、MagicPod上でログインを完結させることが難しいケースがあります。
そのような場合、テスト環境においては当該認証を無効化するよう実装側を変更し、全てのステップを自動で行えるようにすることを今後の健全なテスト自動化のためにお勧めしています。また、MagicPodはテスト自動化ツールであり全てのステップを自動で行うことを前提としているため、MagicPod内で自動化できない箇所を手動で行うことに関して現状サポートしておりません。
一時的な回避策としまして、待機コマンド等を使用することで、手動でアプリのログインをした後に、テストの実行をできる可能性があります。
一括実行で行う1つ目のテストケースの冒頭に、手動でのログインができる程度の十分な待機時間を設ける「秒間待つ」や「UI要素が存在するまで待つ」などの待機コマンドを追加します。
その後、一括実行を開始し、待機中のタイミングでお客様側にて手動でアプリへログインを行っていただくことで、以降の処理をMagicPodにて自動で実行できる可能性がございます。