MagicPodDesktopとはローカルPCでテストを作成・実行するために必要となるソフトウェアです。こちらでインストールすることができます。
ローカルPC上でテストを実行し、必要な情報(スクリーンショットやページソースなど)をMagicPodサーバーに送信、またテスト実行に必要な情報をMagicPodサーバーから取得するようなクライアントソフトウェアとなります。下記技術構成図をご確認ください。
よくいただくご質問
MagicPodDesktopは新バージョンが出る度に毎回アップグレードが必要ですか。
新バージョンリリース後、3ヶ月以内のアップグレードを推奨しています。少なくとも6ヶ月は後方互換性を維持するように努めております。(*外部からの不可避な変更により、これを保証できない場合もあります)
バージョンが古く、動作に支障がある場合はエラーメッセージが出ます。詳しくはこちらをご確認ください。
仮想マシン(VM)上でMagicPodDesktopを用いたローカルPCテストはできますか。
Windows及びMacの仮想マシン上であれば可能です。
LinuxではMagicPodDesktopを使用することができません。ただしLinux上ではmagicpod-command-lineでのテスト実行は可能です。(参考:サポート環境)
MagicPodDesktop(ブラウザテスト)を動かすためのPCの性能要件はありますか。
正式な推奨性能要件は提供しておりませんが、メモリ8GB以上のPCであれば問題なく使用可能であると考えています。
MagicPodDesktopとMagicPodConnectの違いはなんですか。
MagicPodDesktopは必要な情報をMagicPodサーバーに送信、またテスト実行に必要な情報をMagicPodサーバーから取得することが目的で、テスト対象のWebページへのアクセスはローカルにあるブラウザが行います。
一方でMagicPodConnectはクラウド上のブラウザの代わりにテスト対象のWebページへアクセスすることが目的となります。そのためにMagicPodのクラウドとのセキュアなトンネルを確立するので、通信方法や接続先は多少違いがあります。
Selenium/AppiumサーバーはMagicPodDesktopに含まれていて、ローカルPCで起動していますか。
はい、Selenium/AppiumサーバーはMagicPodDesktopに含まれています。ブラウザ・モバイル端末の自動操作はローカルPC上のSelenium/Appiumで行っており、MagicPodサーバからの指示とSelenium/Appiumの間の中継をMagicPodDesktopが担っています。
MagicPodDesktopでテストを実行するとローカルPC上に実行回数分のブラウザのプロセスが残ってしまいます。
テスト実行後の確認を容易にするためにMagicPodDesktopはブラウザのプロセスを削除しない仕様としています。JenkinsなどのCIツールで実行している場合はジョブに「sudo pkill ${PROCESS_NAME}」のようなコマンドを入れることで明示的にプロセスを削除してください。