MagicPodのモバイルアプリテスト版の基本的なテスト作成方法を説明します。
1.基本的なテスト作成の流れ
テスト作成の流れを動画で簡単に理解したい方は下記動画をご覧ください。
文章で詳しく理解したい方は下へ進んでください。
1−1.作成
まずは1.アカウント作成と基本設定にて作成したテストケースのページへ移動し、「テストケースを編集」を押します。
右上の設定ボタンを押します。
ここで起動したい環境、端末、アプリを設定します。
お手持ちのファイルを使用する場合、「アップロード」を押してください。
※iOSはAppファイルをアプリ開発担当者に用意してもらうか、以下記事を参照してアプリのソースコードからAppファイルを生成・取得してください。
アップロードができたら、「起動」ボタンを押します。
するとMagicPod画面内に端末画面が開かれます。これをMagicPodではクラウド端末と呼んでいます。
要素選択モードを開始します。
するとテスト対象ページ上の入力項目やボタンが検出され、選べるようになります。MagicPodではこれをUI要素と呼んでいます。
使いたいUI要素をクリック、または左へドラッグします。すると左側に選んだUI要素を操作するコマンド(ステップ)が追加されます。
どんどん追加していきます!
ステップに「テキスト入力」など値が必要なコマンドの場合は、値を入力します。
ちなみにステップ削除、切り取り、コピー、挿入は右クリックからできます。
ステップの並び替えもドラッグで簡単にできます。
では「実行」ボタンを押してテストを実行してみましょう!
テストを実行中…。
成功しました!
ページが遷移しても自動で要素検出してくれるので、続けてUI要素を追加していきましょう。
さらに実行します。「成功」ボタンにカーソルを合わせて「再実行」しましょう。
それでは全体のテスト実行をしましょう。要素選択モードを解除すると
ステップの白い丸が消えます。
ちなみに1テストケース当たりの推奨ステップ数は200以下です。共有ステップは600以下です。
この状態で「(再)実行」ボタンを押すと1番から全体が実行されます。
1−2.結果
成功したら「詳細」を押してテスト結果を確認しましょう。
レポートが自動で作成されています。
実行ログ
Appiumログ
実行情報
さらに、設定することで端末ログも確認できます。
1−3.UI、UI要素など
UI
MagicPodでは、テスト作成の際の画面の情報はUIとして保存されています。このUIを確認してみましょう。「UI画像」タブの「UI一覧」マークを押します。
各UIを選択すると、クラウド端末を起動せず、保存されたUIからUI要素を追加しステップを作成できます。(UI選択→要素選択モード開始→UI要素を追加)
共有UIエリアへドラッグすると別のテストケースでも使用できます。
名前をクリックすることで変更も可能です。
UI要素
UI要素をクリックすると、名前変更などができます。(要素選択モード中は、カーソルを合わせて鉛筆マークをクリックする。もしくはShiftキーを押しながらクリックする)
コマンドの追加
「行追加」を押すとその他コマンドを追加できます。UI要素追加後に▼よりコマンド変更もできます。
コメントコマンドを入れて整理すると管理しやすいです。
続いて後半です。