テスト実行設定で「端末の言語」「端末の地域」を日本語/日本などに指定しても、Android 16 のクラウド端末では、ホーム画面やアプリ一覧に表示されるアプリ名(アイコンのラベル)だけが英語のままになることがあります。たとえば「設定」アプリが "Settings" と表示されます。
この現象は毎回発生するわけではなく、同じテストケースでも発生する実行と発生しない実行があります。弊社の検証では Android 16 で数回に1回程度発生し、Android 14 では発生していません。
発生する現象
- ホーム画面・アプリ一覧のアプリ名のみが英語で表示されます。
- 日付表示や「すべてのアプリ」などのランチャー自体の文言、アプリ内の表示、システムの権限確認ダイアログは、指定した言語(日本語)で表示されます。
- そのため、アプリ名のテキストでUI要素を指定しているステップ(例: 「設定」をタップ)が「UI要素が見つかりません」で失敗します。
原因
Android のホームアプリ(ランチャー)は、アプリ名の一覧を起動時に読み込んでキャッシュしています。MagicPod はテスト実行開始時に端末の言語・地域を切り替えますが、その時点でランチャーの読み込みが既に完了していた場合、Android 16 では言語変更の通知を受け取ってもアプリ名のキャッシュが作り直されず、切り替え前の言語のアプリ名が表示され続けます。
言語の切り替えとランチャーの起動タイミングの兼ね合いで発生するため、発生が不定期になります。Android 16 側の挙動に起因する既知の問題として、恒久的な対処方法を調査中です。
回避策
アプリ名のテキストでアプリのアイコンをタップする代わりに、「指定されたAndroidアプリを起動」コマンドで「Appパッケージ」を指定してアプリを起動してください。パッケージ名は言語設定に影響されないため、この現象の影響を受けません。
- 例: 設定アプリを開く場合は、「指定されたAndroidアプリを起動」コマンドの「Appパッケージ」に
com.android.settingsを指定します。
コマンドの詳しい使い方は「モバイルアプリテストのスクリプトから、モバイルブラウザなど他のアプリを開きたい」をご覧ください。