スクロールが必要な縦長の画面などは、以下の手順でテスト作成・実行を行うことができます。
画面キャプチャアップロード
まずはテストケース編集ページから画面キャプチャを取得します。取得の際には、スクロールの範囲外に隠れている要素は、スクロールして表示させた上で画面キャプチャします。
テスト作成
続いてテストケースを作成しますが、スクロールの範囲外にある可能性がある要素を操作する場合、「表示されるまでスワイプ」のコマンドで要素を表示した上で、「タップ」などを行なってください。
画面を下側にスクロールする場合には「上方向」に、上側にスクロールする場合には「下方向」にスワイプする必要があるので注意してください。
速度オプションを利用してより早く対象要素へ
スワイプの「速度」オプションを既定値から変更することで、一度のスワイプで移動する量を増加させることができます。副作用として、対象要素を通り過ぎてしまうリスクがありますが、スクロール範囲外にある要素をより早く表示させるために有効な手立てとなる場合があります。以下に、その具体例を示します。
対象要素がスクロール要素の端の近くにある
- スクロール領域の端(例:一番下)にある要素を指定して、速い「表示されるまでスワイプ」で移動する
- 向きを逆にした遅い「表示されるまでスワイプ」を用いて対象要素を探す
対象要素が存在しない区間が大きい
- 明らかに対象要素が存在しない領域を、任意の回数の速い「スワイプ」飛ばす
- 同じ向きの遅い「表示されるまでスワイプ」を用いて対象要素を探す